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ダメージジーンズの種類と着こなし


ジーンズの1番の魅力は何でしょうか?

丈夫で長持ち?様々なシルエット?デザイン?合わせやすさ?

様々な意見がありますが、何と言っても「色落ち」では、ないでしょうか??

元々は同じジーンズでも、履く人のライフスタイルによって十人十色の色落ちの仕方をします。

自分だけの一本が作り上げられるのが醍醐味とも言えますが、近年、元々履き古したような加工のデニム、所謂、ダメージデニムが増えてきました。

そこで、今回はダメージデニムについて掘り下げていきましょう。

目次

1、ダメージジーンズとは

2、ダメージ加工の種類

3、ダメージジーンズをお洒落に履きこなそう

1、ダメージジーンズとは

まずはじめに、ダメージジーンズとはどんなものを指すのでしょうか。

穴が空いていてボロボロ…の印象を受ける方も多いかもしれませんが、そうではありません。

長年、履き古したような加工がされているジーンズという感覚で、あたりやヒゲを人工的に再現していたり、薬品を使って色落ちがしていたり、すれている部分があったり、あくまでも、ファッションとして受け入れられるレベルのものです。

2、加工の種類

では、つぎに一体どんな加工があるのか代表的なものをみていきましょう。

・ワンウォッシュ加工

1970年代から始まった最も定番の加工でウォッシュ加工とも呼ばれる。未加工の糊付けされた生のデニムをワンウォッシュする事で生地の縮みが生じ、サイズ感も選びやすくなるのと、生地が柔らかくなるので体に馴染みやすくなります。

・ストーンウォッシュ加工

1980年代にポピュラーとなったら加工でジーンズの色落ち感を出す手法です。

軽石(小石)を専用の洗濯機に一緒に入れて洗う事で石とジーパンがすれ、全体的にユーズド感を出せる人気の加工で、デコボコとした質感が強く現れ、自然な仕上がりとなりますが現在はあまり使用されません。

・バイオウオッシュ

セルラーぜというバイオ酵素を使用して洗い加工をする方法。繊維を溶かす作用があるのでとても柔らかくなり、色落ちもする為、古着っぽくみせる事ができる。

ストーンウォッシュやブリーチ加工に比べて生地を傷めず加工する事ができる。

・ケミカルウォッシュ加工

脱色剤や漂白剤を用いて、わざと色落ちをさせる加工で、直接薬に漬け込むのではなく、軽石に薬品を含ませて洗いをかける事で、軽石が生地に当たった部分だけが色が落ちる方法です。80年代から90年代に大流行した霜降りジーンズが代表的です。

・クラッシュ加工

カッターや、ヤスリ、ハサミ、金属ブラシ等を使用してジーンズに穴を開けたり、傷をつけたりして、わざと、ダメージ感を出す加工方法です。

家にあるもので手軽にできるのでセルフでもでき、人気の加工です。

・オーバーダイ加工

オーバーダイとは後染めの事で、ジーンズをストーンウォッシュや、バイオウォッシュによって色落ちしたものの上から更に染める加工の方法で、履き込んだ色落ち感や色の混じり合いを表現できます。

3、ダメージジーンズをお洒落に履きこなそう

まず、ダメージジーンズを選ぶ際にソフトなもの、ハードなものがありますが、選び方を間違えるとただの汚い印象を与えかねますので、やり過ぎはNGです。

また、不自然な場所にある加工や、清潔感がないものは、お洒落には程遠いものになってしまいますので、あくまでもやり過ぎてない自然なダメージ加工のものを選ぶのが鉄則です。

ダメージの部分が多ければ多い程、カジュアルで子供っぽい印象になるのを覚えておいて下さい。

なりたいスタイルに合わせてコーディネートの仕方も変わってきますが、極力シンプルでオーソドックスなアイテムを合わせると、野暮ったい印象が抜け、洗練されたスタイルに仕上がりますのでおススメです。

特に、足元がスニーカーならカジュアルに、革靴やヒールのあるものなら大人な抜け感を演出できるでしょう。

まとめ

ダメージジーンズ、ここで紹介したのはほんの一部でまだまだたくさんの種類の加工方法があります。

殆どが、職人の手作業で、丁寧で凝っているもの程、価値や値段も高くなります。

ダメージジーンズに抵抗がある方も、普段とは違う一本を持っていれば、色んなコーディネートを楽しめたりお洒落の幅が一気に広がるのでまずは色んなものを試してみて下さい。

意外とすんなりと普段のコーディネートにもマッチするかもしれません。


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