大人カジュアルの基本!!!ジーンズ×革靴スタイル
ジーンズとスニーカーの組み合わせが、カジュアルファッションの王道スタイルなら、ジーンズと革靴の組み合わせは洗練された大人カジュアルの王道スタイルと言えます。
革靴=フォーマルの固定観念は捨て、大人の代名詞でもある革靴の素敵なジーンズスタイルをご紹介します。
目次
○基本の革靴 レースアップシューズ
○カジュアルファッションと相性良しのローファー
○無骨で男臭い雰囲気はピカイチのブーツ
○基本の革靴レースアップシューズ
革靴と聞いて一番に思い浮かぶのがレースアップシューズです。しかし、このレースアップシューズにも様々な種類があり、基本的な事を知らないと恥をかくはめになります。
まず、大きく「外羽根式」と「内羽式」に分けられます。
外羽根式は、元々は軍隊用の靴がルーツで、シューレースホール(靴紐を通すところ)が本体に上から被さるようになっている状態のものです。
紐を取ると、羽根のようにヒラヒラするので「外羽根式」という名称がついています。羽根の部分が全開し、紐での調節もしやすくフィット感を得ることができます。
カジュアルな印象なのでジーンズとの相性も大変良く、合わせやすいです。
内羽式は、はとめ(紐を通す穴)が、甲の部分と合わさっている、もしくは、甲より前の部分にはとめが入り込んでいる革靴を指します。紐をほどいても羽根部分がぺらぺらしないのが特徴です。
英国の王室が発祥の場所とされており、上品なのでフォーマルな場や室内の執務の革靴として広まりました。
現代でも、冠婚葬祭などのフォーマルな場にはこちらのタイプが相応しく、カジュアルファッションにあわせるとかちっとしたスタイリングができます。
スーツはもちろん、ジャケット+色目の濃いジーンズとの相性は抜群ですのでジーンズスタイルでもあまり着崩したくない場合はこちらがおすすめです。
○カジュアルファッションと相性の良いローファー
ローファーの語源は「なまくら者(Loafer)」とも言われており、紐やバックルがなく足を滑らせてそのまま履けるスリッポン型の靴です。
着脱も簡単で相手に気を抜いた印象を与えるため、正式なビジネスシーンよりもカジュアルシーンで履く靴として分類されています。
日本でも、男女問わず広く愛用されており見かけることも多い形です。
昔からアイビールックにも用いられ、1950年代のアメリカではシングルのジャケット、ボタンダウンシャツ、細身のチノパンと合わせてローファーを合わせるスタイルが流行しました。
パンツを細身のジーンズに変えて、お洒落なアイビールックスタイルもおすすめです。
○無骨で男気溢れる雰囲気はピカイチのブーツ
メンズファッションにおいて、定番とも言えるデニム×ブーツのスタイリング。
特に秋冬には欠かせないアイテムです。
ワークブーツ、ドレスブーツ、エンジニアブーツと様々な種類があります。
黒やブラウンの定番カラーから、ネイビー、レッドなど、カラーバリエーションも多く自分の好みに合ったブーツを選ぶ楽しみもあります。
ワークブーツは、元々は労働者が作業用に履くブーツで、多くはくるぶしくらいまでの高さで編み上げブーツのものが多いです。
現代でも、工場などの安全靴に見られ、他にも様々なタイプのものがありますが、エンジニアブーツやアウトドアブーツもこちらに分類されます。
つま先も丸みがあり、革も重厚感のある厚みがあるものが多いので、足下にボリュームを出したい時、トップスにボリュームのあるアウターを着た時にバランスが取りやすいのでおすすめです。
反対に、ドレスブーツはつま先が細く、革が薄いものが多く、見た目にボリュームが少なく、洗練された印象です。
ドレスシューズの名の通り、元々はスーツなどに合わせて履きます。
しかし、ジーンズとの相性も大変良く、特に、ジーンズをキレイめにコーディネートして履きたい時、ジャケットやシャツ、ベストなどの少しかちっとした雰囲気に仕上げたい時はドレスシューズがおすすめです。
カジュアルなジーンズスタイルより1つ格上げした着こなしができるでしょう。
また、ブーツを合わせる際は細身、太身のジーンズに限らず、クッションをつけずにロールアップしてすっきりとはくのがおすすめです。
ジーンズの裾がブーツでもたつくと、だらしなく、野暮ったい印象になってしまうからです。
まとめ
革靴には、カジュアルに履けるものからドレッシーに履けるものまで幅広い種類があり、ジーンズとの組み合わせで様々な着こなしができます。
ラフに履きたい時は、ローファーや、ワークブーツ、清楚に仕上げたい時はドレスシューズにしたり、とその日の気分やTPOに合わせて印象を大きく変えることができます。
また、ジーンズ同様に、経年変化を楽しめる革靴ですので永く履けるお気に入りを見つけて頂ければと思います。