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ジーンズのジーンズたる由縁。リベットの存在。

December 13, 2017

 

 

ジーンズを語るで欠かせない要素は沢山あります。先にもお話したデニム生地や糸などもその大きな要素ですが、もう一つ忘れてはならない重要なデティールがあります。

 

それは、リベットです。

 

 

ジーンズがお好きな方だと、ピンっときますね。

 

今回はリベットについてのお話。

 

 

 

目次

○リベットって何!?一般的な用途とジーンズにおけるリベット。

○どこにある?ジーンズのリベットを探せ。

○ジーンズ誕生の立役者。ジーンズとリベットの歴史。

 

 

 

 

○リベットって何!?一般的な用途とジーンズにおけるリベット。

 

 

 

リベットと先ほどから連呼しておりますが、普段の生活ではあまり聞きなじみのない言葉かもしれません。ジーンズの愛好家の方や、工業製品の組み立てのお仕事などをされている方はどのようなものかイメージできますね。

 

 

そもそも、一般的にリベットとはどういうものなのか調べて見ると、

頭部とねじ部のない胴部からなり、穴をあけた部材に差し込んで専用の工具でかしめることで反対側の端部を塑性変形させて接合させる部品。

とあります。

 

要するに金属などを繋ぎ合わせる時に、ボルトやネジなどのネジ山があるものではなく、金属の鋲(ビョウ)で止めるというものです。

 

ジーンズでは主にポケットなどの負荷が大きなところの補強に使われます。

リベットはジーンズの最も特徴的なアイデンティティの一つと言われ、中にはジーンズに必要な3大要素のひとつにも上がるくらい重要なパーツです。

 

 

○どこにある?ジーンズのリベットを探せ。

 

 

 

自分のはいているジーンズを思い返してどこにリベットがついているか考えてみましょう。思い浮かぶのはジーンズの前面のポケット付近ではないでしょうか。

 

先にも言ったようにリベットは、縫製技術や糸の強度が未発達の時代に負荷の大きな所が破れないように補強として付けられたものでした。労働や普段の生活の中で、頻繁に負荷がかかるのは、モノや手を出し入れするポケットだったのです。

 

そのため、ジーンズを見てみると一般的にはフロントポケットの両端とウォッチポケットといわれる小さなポケットの両端にリベットが取り付けられております。

 

 

 

1960年代以前はバックポケットにも補強のため、リベットが取り付けられておりました。

さらに古くなると、股の部分にも使われております。

 

どこにリベットが打たれているかで、そのジーンズの年代の知ることもできますね。

 

 

 

 

○ジーンズ誕生の立役者。ジーンズとリベットの歴史。

 

では、なぜリベットはジーンズの中で欠かせないない要素と言われるようになったのでしょうか。そこには、ジーンズの誕生の瞬間が大きく関わります。

 

ジーンズの生まれたのは1870年代。1848年からで始ったゴールドラッシュで金鉱を探し、世界中から集まった労働者たちは毎日の重労働に耐えうる、より頑丈なワークウェアを求めていました。そんな時代。とある仕立て屋に、木こりの奥さんが夫のために「絶対に破れないスボン」を作って欲しいと依頼。その願いを叶えるべく仕立て屋が、ポケット口の負荷のかかる部分に馬具に使うリベットを打ち込んで補強することを思いついたのがジーンズの誕生のきっかけです。

 

そうです。ここで出てきた「負荷のかかる部分に馬具に使うリベットを打ち込んで補強すること」こそが、それまでの衣料の常識をくつがえす画期的な発明だったのです。

 

仕立て屋が特許「衣料品のポケットの補強に金属リベットを使用する方法」を申請するほど。

このアイデアと丈夫さが労働者たちの間で評判となり、今日まで長く愛されるジーンズが認知されていきます。

 

 

 

1890年に特許の期限が切れたあとは、様々なメーカーがこぞってリベット付きのジーンズの製造をはじめます。

メーカーによりリベットの形や取り付け位置は異なりますが、当時の広告などを読み解いていくとどのメーカーもジーンズにリベットが付いていることで、丈夫で破れにくいということをセールスポイントにしていることが分かります。

 

リベットも良いことばかりではありません。初めの頃のリベットは先端が飛び出るため、カウボーイの鞍や家庭で座った時に家具などを傷つけるという問題がでました。

 

それに対応するために、先端をハンマーで叩いて潰したり、丸みを帯びたキャップ型のリベットの形状が生まれたりと歴史の中で、様々な形で変化をしていきます。

 

 

 

また、第二次世界大戦中はジーンズに使う物資を削減するため、一部リベットの打ち込みを禁止されるということも起こります。

 

1960年代に入ってくると、丈夫な糸や、高性能のミシンが開発され縫製の強度が上がっていきます。その中で徐々にリベットも廃止され、カン止めという縫い方に変っていきます。

しかし、現代でもリベットの付いたジーンズは数えきれないくらいの数が製造、販売されております。

作業服としての強度ではなく、ファッションアイテム、デイリーウェアとして地位を確立したジーンズ。

そして、リベットも補強という役割ではなくジーンズのアイコンの1つとして使われることが増えています。

 

 

 

 

小さなパーツですがその役割を変えながら、誕生から100年以上経った今でもリベットはジーンズのジーンズたる由縁としてしっかり存在しています。

 

あなたのジーンズのリベットをもう一度しっかり見返したら面白い発見があるかもしれませんね。

 

 

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