スキニーパンツどうして流行ってるの
- fareastern1849
- 2017年11月18日
- 読了時間: 4分
現代のファッションであちこちで見かけるようになったスキニーパンツ。
もはやファッションのアイテムとして定番化していると言っても過言ではありませんが一体いつからこのように普及し始めたのでしょうか。

レディースファッションではなくてはならないアイテムとして浸透しているようですが、ここ最近ではメンズファッションや、キッズファッションでもよく見かけますね。
時代は遡り、スキニーの発祥は18世紀に若者のムーブメントとして行ったマカロニ説と言われています。
マカロニ(奇抜なファッションに身を包み、奇抜な言葉遣いなどをする男性)という、スリムフィットな着こなしがスキニーの原点だろうという説を唱えています。
それが、カウボーイ、テディ・ボーイ、パンクときて今の時代に浸透していると。
着こなしを細めていくとこは、アウトサイダー(集団、組織の外部の人。社会常識の枠にはまらない独自の思想の持ち主)を意味しており、他の誰かとは違うという差別化をはかっていた。つまり、スキニーは、他人の服装の差別化として使われていたようです。

その後、スキニーパンツのような細身のパンツは1950年代に大流行しました。
スキニー(skinny)とは、痩せている、骨と皮という意味があります。
身体のラインにぴったりとフィットしたデザインのパンツです。
スリムパンツよりも更に細いシルエットです。
素材も、スキニーパンツは肌に密着したデザインなので固い生地では脱ぎ着が大変だったり動きにくかったりと不便な事も多いのでストレッチ素材を使用されているものが多いですね。
デニムのような見た目もあれば様々なカラーも出ている他にチェックや、迷彩など柄物などの色んなテイストが出ているようです。
当時の有名なモデルやアーティストが足首に向かってキュッと細くなっているスキニージーンズのようなパンツを履いていたのもありたちまち若者の間で大ヒットしました。
ある有名な歌手も履いていた事で50年代のロックンロールとスキニーなジーンズは切っても切り離せない象徴的なものになっていきました。

今のスキニーの流行は2002年頃からその兆しが見えていました。
その頃からあちこちのファッションショーで少しずつ登場し始め、スーパーモデルや何人かのセレブ達が着用するようになった2005年にヨーロッパやアジアで流行の火がつきました。
今でもスキニーというとロックンロールというイメージのようにも取られますがお洒落に敏感な世界のセレブやスター達がとてもステキに着こなしているため、小粋でシックなファッションのアイテムの1つとして、認識され始めています。
ただ、スキニーパンツは体のラインがはっきりと出るので着る人の体型を選びますよね。
体格が良すぎる方やたくましい方もそうですが、あまりにも脚が細すぎる人も細さが目立ちすぎてしまうように思います。
その場合は、トップスにオーバーサイズのもの、長めのものを合わせてバランスをとるといいかもしれません。
わざと大きめのTシャツにスキニーパンツといった着こなしはよく目にしますよね。
女性の方ならチュニックのような少し裾が広がったシルエットのものとも相性が良いアイテムです。
メンズファッション界では、レディースで流行った後にメンズでも流行すると言われておりその流れからきているのかもしれませんね。

街でも、後ろから見ていると男性なのか女性なのか区別がつかない程同じようなファッションが浸透していると思いますがその1つのアイテムとしてスキニーパンツは支持されているように思います。
一昔前は男性が細いパンツを履くといった習慣はあまりなかったかもしれませんが現代では幅広い層に広がってきていて面白いですね。
体のラインがそのまま出るアイテムですが、着方や合わせ方によってはよりスタイルが良く見えたり脚が細く見えたり、お洒落に見えたりと良い点も沢山ありますので是非思いのままに着こなしてみるといいですね。
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