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ジーンズと相性の良い色・夏編


気温が上がり、本格的な夏が近づいてきました。夏は薄着の季節。Tシャツ一枚だと単調になりがちな、夏のジーンズコーディネートをよりオシャレに見せるために、今回は、ジーンズの色の相性についてお話します。

目次

1.色によって見え方が変る事を知ろう。

2.まずは王道の色からスタート。

3.色相環から相性の良い色を考えよう。

4.ジーンズの濃さで、トップスの色を変えよう。

1.色によって見え方が変る事を知ろう。

ジーンズと相性の良い色を考える前に、まず色の見え方の基本を知る事が大事です。色には明度・彩度・色相という3つの要素があります。

明度

明度は明るさの度合いのことです。白に近い明るい色ほど明度が高く、黒に近い暗い色ほど明度が低くなります。

彩度

彩度とは色の鮮やかさの度合いです。はっきりとした緑など、華やかさを強く感じる色ほど彩度が高く、パステルカラーのような落ち着いた色は彩度が低いです。また白、黒、グレーは明度の変化なので、彩度はありません。

彩度が高い色は、派手で元気な印象を与え、彩度が低い色は落ち着いた印象や、暗い印象を与えます。

色相

色相は赤、黄色、青といった色合いの違いを指すものです。たとえば水色、青、紺色は青の色相になります。赤の色相には、赤、橙、朱色などが含まれます。

特に色相は、洋服の配色を考えるの重要になりますが、色相環というのをご存知でしょうか。

色相環とは、彩度が最高(純色)の赤・黄・緑・水色・青・紫などの色を、色相の順で環状に並べたものです。

簡単な説明ですが、近しい色は同系色となり相性が良いです。

また、対極ある色は反対色(補色)となり、これも組み合わせとして相性が良いとされています。

あくまで理論上の話ですが、知っておくとジーンズとの相性を考える時にも役立ちます。

合わせて、色によっては季節感や、爽やかさ、元気さ、クールな感じといった印象を与えるものもあります。

色の持つイメージを把握しておく事も、着こなしを考える上で重要になります。

2.まずは王道の色からスタート。

では、実際にジーンズとの相性を考えていきましょう。

絶対に外さない色として、白色があります。

夏を感じさせる爽やかな印象を持っている色なので、どのような濃さのジーンズと合わせても間違いがありません。

オススメは濃い色のジーンズとの組み合わせ。コントラストができるので、よりジーンズが引き立ちます。

白いTシャツで、プリントのあるものを選ぶ時は、オレンジや水色などプリントが入ったものを選ぶと、より夏らしい爽やかなコーディネートになります。

同じく黒色も王道の色ですが、暗く重たい印象を与えます。夏場にジーンズと合わせる場合は、濃い色のジーンズではなく、色の落ちた淡いジーンズと合わせるのがオススメです。

上の白色、黒色と同じく、グレーもまた王道の色です。グレーと一口に言っても明度の違うものが数多く存在します。グレーを着る場合は薄いグレーは濃い色のジーンズ、濃いグレーは薄いのジーンズと言ったように、コントラストがつくような配色を心がけましょう。

どの色でも言えますが、上下で濃さが似かよると、重くなりすぎたり、印象がぼやけてしまうので避けたいところです。

3.色相環から相性の良い色を考えよう。

白黒グレーは王道色。しかし、これらはモノトーンです。それでは、次にジーンズと相性の良い色味を探していきましょう。

先ほど色相環という図を元に考えます。

ジーンズは濃淡はありますが、基本的に紺色です。

紺色と相性の良い色は、色相環の反対側にある色「オレンジ」となります。

近しい色である同系色も相性が良い色と言えるので、黄色も組み合わせとして良い色となります。

色味があるものをジーンズに合わせるときは、色相環の180度反対側にある色が相性が良いと覚えておきましょう。

さらに、黄色やオレンジの明度、彩度が変った色も合わせやすい色となるので、バリエーションが増えます。

例えば、黄土色(マスタード)はジーンズと相性の良い色です。

これは黄色の明度、彩度が下がった色です。

逆に、色相環から合わせにくい色も導き出せます。

原則として紺色から90度の位置にある色は、あまり相性が良いとは言えません。

紺色の場合、ワイン色や緑色がその位置にあります。

これはあくまで色相環による組み合わせの相性なので、絶対ではありません。

しかし、これらの色が合わせにくいという事も覚えておくと参考になります。

4.ジーンズの濃さで、トップスの色を変えよう。

最後はジーンズの濃さによる、トップスの色の相性です。

ジーンズは濃紺のものから、色落ちして淡い水色のものまで様々な色があります。

一番のポイントは上下でコントラストをつけるということ。

ジーンズが濃い色の場合は、トップスは白系統のものや、パステルカラーなど淡いものを着ると、それぞれが引き立ちます。

ジーンズが淡い色の場合は、トップスに原色のものを合わせると元気なイメージに仕上がります。

さらにワンランクアップした合わせ方として、夏場に限り、淡い色のジーンズに、淡い色のトップスを合わせて、より爽やかなイメージ作ることも可能です。

まとめ

ジーンズは多くのスタイルではける万能なパンツです。

だからこそ、少しの配色の気遣いで、他の人と差をつけることができます。

基本的な色の相性を知っておくと迷った時に、助けになりますので是非参考にしてみて下さい。

季節感や、自分の似合う色を知る事も大事なので試行錯誤しながら、夏らしいジーンズを使ったコーディネートを楽しみましょう。


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