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洗うの?洗わないの?ジーンズの洗濯に関するポイントやオススメ。


自分の気に入ったジーンズを長く大事にはきたい、色落ちを楽しみたい。ジーンズが好きな方は、そう思われる方も多いはずです。

今回はジーンズの洗濯・お手入れの仕方についてのお話。しっかりお手入れして、自分だけのカッコ良いジーンズを育てましょう。

目次

1、ジーンズは洗濯しない方が良いの?

2、生地の種類で初めての洗濯の方法が変わる!?

3、洗濯の頻度はどれぐらいが良いの?

4、どうやって洗えば良いの?

1、ジーンズは洗濯しない方が良いの?

「ジーンズは洗濯しない方が良い」。

こんな話を聞いたことがありますか。ジーンズの愛好家にはどれだけの期間、洗濯しないかを自慢する方もおりますが、大前提として「ジーンズは洗濯した方が良い」です。

もともと作業着として誕生したジーンズは、汗を吸い取りやすい綿素材が使われています。

生地は、普段何気なくはいていても、内側から体から出る汗や、皮脂を吸い込んでしまいます。

もちろん、外側は埃などの外的な汚れが付着します。

汗や汚れを吸い込んだ綿は腐敗しやすく、生地が破れやすくなってしまいます。

適度に洗濯をして、生地をきれいに保つことでジーンズの耐久性は増します。ジーンズは長くはいて色落ちを楽しみたい方こそ、洗濯が重要なのです。

2、生地の種類で初めての洗濯の方法が変わる!?

現在、ジーンズは多種多様な製品が販売されております。自分が買ったジーンズをはき始める時に、注意しなければならない点があります。

一番重要なのは、使われているデニム生地の種類。

デニム生地は、生機(未加工)のデニム生地と、加工されたデニム生地の2種類に大きく分類することができます。その特徴によって、初めての洗濯の仕方が変わります。

まず、生機(未加工)のデニム生地。

その特徴は、初めて洗濯をする時に大きく縮むことです。

ジーンズ自体も縮むことを考えて作られているので、洗濯しないとサイズ表記より大きくなります。

洗濯してデニム生地を縮めることで、表記通りのサイズになります。

またデニム生地には、織るときに使われた糊が付いたままになっているので、糊を洗い流すことが必要です。

そのため、生機のデニム生地のジーンズを購入した際は、愛好家の間では「糊落とし」とも言われる、初めての洗濯が必須になります。

生機のデニム生地のジーンズの初めての洗濯方法は、諸説ありますが、オススメはいたって簡単です。

まず、ボタンやジッパーを留めたまま裏返しにして、ジーンズだけで洗濯機に入れます。

洗剤は入れずに、水洗いをします。この時の注意点として、水量が調節できるものであれば、水量を最大にしておきます。これはジーンズがしっかり水に浸かるようにするためです。

最近の洗濯機は性能が高いため、全自動にすると少ない水で洗濯していまい、デニム生地がしっかり水に浸からない場合があります。

洗濯が終われば、裏返しのままシワを伸ばし、日陰に干します。

これでOK。簡単ですね。

続いて、加工されたデニム生地です。

こちらは生機のように縮むことがないので、購入後、すぐに洗濯をしなくても大丈夫です。

世の中のジーンズの多くは加工されたデニム生地で作られていますが、中には、生機のデニム生地のように大きく縮むものもありますので、正確にどんなデニム生地が使われているかを把握しましょう。

3、洗濯の頻度はどれぐらいが良いの?

ジーンズの醍醐味は経年変化にあります。はきこむことで、自分の体に合った色落ちをしていき、愛着も増します。

そのためには、定期的に洗濯をしてデニム生地をきれいに保つことが大切です。

しかし、頻繁に洗濯をし過ぎると濃淡の無い色落ちになってしまいます。

では、どのくらいの頻度で洗濯をすれば良いのでしょうか。

はく頻度や、季節によって変化をします。

毎日、ジーンズをはく方もいれば、週に1回という方もおられます。

オススメの目安は1ヶ月。これは期間ではなく、実際にはいた日数が30日前後ということです。

週に1回しかはかない方は、期間としてはかなり長くなりますね。

もちろん、例外もあります。夏にジーンズをはいたまま、沢山汗をかいたときや、コーヒーをこぼしてしまった時など、大きく汚れた時はすぐに洗って下さい。

そうしないと、デニム生地が弱ってしまいます。

4、どうやって洗えば良いの?

次に、洗濯の方法です。

オススメの洗濯の方法は、とても簡単です。

ボタンを留めて、裏返したジーンズを、単体(もしくは他のデニム生地のものや、黒などの濃色のものと一緒でも可)で洗濯機に入れ、洗剤を入れて、全自動でスタートするだけ。

洗濯をする時は、手洗いなどではなく、しっかりと洗濯機で洗いましょう。

このときに注意点があります。使用する洗剤の成分を注意して見てみて下さい。

「蛍光増白剤・漂白剤・酵素」。CMなどで聞き覚えのあるこれらの成分が含まれているものは、強い洗浄力を持ちます。汚れは落ちますが、インディゴ染料も勢いよく落としてします。これでは淡い、味気ない色落ちになってしますので、避けたい成分です。

できれば、中性洗剤の使用をオススメいたします。

最近では、デニム用洗剤というのも販売されておりますので、こちらをお使い頂くのもよいです。

洗濯が終われば、次は乾燥。

乾燥の方法も簡単です。

裏返しのまま、しっかりとシワを伸ばし、日陰で自然乾燥をします。

先ほどから、ジーンズを裏返しにするということを繰り返し言っておりますが、これにも理由があります。

洗濯の時は、裏返すことでデニム生地の表面が、洗濯槽の内部で擦れて、変な色落ちになったり、洗濯槽が汚れるのを防ぐため。

乾燥時は、表面に直射日光を当てると、色あせや日焼けを起こします。

日焼けなどによる色落ちを防ぐため、裏返すことや日陰干しが有効です。

まとめ

ジーンズに汚れや汗はつきものです。長く丈夫にはく為には、定期的に洗濯をして、デニム生地をきれいに保つことが必要不可欠です。

洗濯も注意点はありますが、あまり難しく考えずに洗って頂ければ問題ありません。

しっかり洗って、お気に入りのジーンズを長く楽しみましょう。


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